夜のリレー

カムチャッカの若者が、そろそろ寝ようかというとき。
繁華街の居酒屋から、年度初めの同志が唄い。
電柱の片隅では、ふたりが肩を寄り添い。
ボンネットの冷え切った車の下に、
大家族になった野良猫たちが機会を伺っている。

たぶん北極星が止まっているんじゃなくて
僕が止まっているのかもしれない。
コンピューターが動いているのではなくて
僕が走っているのかもしれない。